え〜ん

酷いよ〜。
精神的にきますた。

パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]

これヤバい・・・ヤバいよ。
見ない事をお勧めしてしまうほどの作品。
原作はマルキド・サドの「ソドムの１２０日」でっす。
「変態、異常性欲、残虐行為を消費社会と権力の暗喩として用いながら、消費至上主義・快楽主義の後期資本主義社会に無理矢理適合させられている現代人のありさまを描き出そうとした。」という説明書きがありましたが、作品を観終わって、おそらくそういうことが言いたいんだろうなぁ〜ということは感じ取れますた。・・・基本オイラは排泄系の描写がダメなもんで、泣きそうでした。切り株描写はそんなでもないんですがね・・・。

そっち方面ＯＫなら逆に１度見た方が良いと思います。

「崇高な行いを拒否するなんて興の無いやつらだ」・・・狂った行動が正当性を持つ環境に放り込まれて、平常心でいられるのか・・・迎合していくのか死を選ぶのか・・・狂っていくのか・・・。こんな狂った世界も塀を超えれば日常を過ごしている人がいる・・・。紙一重なのかもしれませんね。久々に鑑賞後考えさせられました。